幼稚園児の保育料無償化について
令和元年10月より幼児教育無償化がスタートしました。
それにより、満3歳児、年少児、年中児、年長の月額保育料25,700円が無償となりました。
また、年少組よりパート含む月64時間以上の就労による共働き、介護、求職、妊娠出産などで新2号認定を受けると、放課後などの預かり保育利用料が月最大で11,300円の補助が受けられます。
その他詳細は各市町村の保育課へお問い合わせください。
幼稚園 保育園 認定こども園の違い
幼稚園
幼稚園は学校教育機関としての教育保育です。建学の精神や教育方針を柱として、幼児教育を展開しております。
基本的に教育保育時間と預かり保育時間にわかれていて、必要に応じて預かり保育を利用することが出来ます。
また、幼稚園は国が定めた学校設置基準があります。幼児期の子ども達が学んだり遊んだり活動するために最適な園舎や園庭などが備わっております。
☆教育機関のため、入園するにあたって就労などの条件はありません。必要に応じて認定を変更するなど柔軟な対応が出来ます。
保育園
保育園は福祉事業としての福祉保育です。各市町村に代わって各事業所が福祉保育を行っているという観点から、入所に当たっては各市町村の保育課を通して行います。詳しくは各市町村の保育課へお問い合わせください。
園内環境は認可保育園、認可外保育園、小規模保育園など各園によって違いがあります。
☆福祉事業としての保育のため、入園にあたっては就労などの条件が必要になります。入園後に保育の必要な条件に満たなくなった場合は退園しなければなりません。
認定こども園
認定こども園は幼稚園と保育園が同居した幼児施設になります。
幼稚園から認定こども園に移行した園は幼稚園と同様に建学の精神、教育方針を柱に幼児教育を展開しております。
☆幼稚園枠と保育園枠で入園する条件や方法が違います。また、保育園枠から幼稚園枠、幼稚園枠から保育園枠への入園後の移行は手続き上保育課を通して行うことになりますのでご注意ください。
子育てに応じた利用
幼稚園 認定こども園幼稚園枠
子育てに専念している、少し働きながら子育てに重点を置きたい、2人目3人目を望んでいる、働いていたいけれど子育てもしたい、そんな人に幼稚園は最適です。
就労などの条件はありません。また、必要に応じて認定を変更することで預かり保育料金の補助を受けることが出来ます。
保育園 認定こども園保育園枠 小規模保育園+幼稚園
0~2歳までの間に就労を再開する場合は保育園になります。
ただし、年少組3歳児以降教育機関で学ばせたいとお考えの方は、2歳児まで小規模保育園に通い、年少組3歳児から新2号認定を受けて幼稚園に通うことも出来ます。
概ね18時まで預かり保育は実施しております。また夏休みなどの長期休業中も実施しております。就労時間や就労形態によっては幼稚園も利用できますので、お問い合わせください。